土曜の夜、デルマー競馬場で8歳のアイルランド産セン馬ゴールドフェニックスが、北米競馬の歴史に名を刻むかもしれない。伝説のケルソーに並ぶのだ。もし彼がデルマーハンデキャップで5連覇を達成すれば、ケルソーに次いで、同じ主要ステークスを大陸で5年連続で勝った2頭目の競走馬となる。
ゴールドフェニックスは過去4年連続でこのレースを芝13/8マイルで制している。今シーズンも7月のエディリードステークスを制し、ゴール前の激しい競り合いで本命フォーミダブルマンを抑えて好調を証明した。調教師のフィル・ダマートと、リトルレッドフェザーレーシングとアガベレーシングステーブルのオーナーたちは、その秘訣は細やかなケア、賢明なレース間隔、そして馬本来のスタミナにあると強調する。
出走馬にはテストスコア、アティトランなど、ステークス勝ちのある強敵が揃った。しかしゴールドフェニックスは依然としてオッズ5-2の本命だ。彼のスタイルは後方から追い込んで最後の数ハロンで勝ち切るというもので、すでにトレードマークとなっている。LAタイムズが指摘するように、多くの馬が5、6歳で引退する世界において、8歳のセン馬はバスケットボールのレブロン・ジェームズに匹敵する異例の存在だ。
ケルソーのジョッキークラブゴールドカップの記録(1960年から1964年)は、半世紀以上にわたって破られていない。ゴールドフェニックスの勝利は単に統計に1行加えるだけでなく、適切な管理があれば馬は高齢でも高い能力を維持できることを示すだろう。それは才能の問題だけでなく、獣医師から長期的なケアに投資するオーナーに至るまでのシステムの問題でもある。
勝利はゴールドフェニックスにブリーダーズカップターフへの道を開く。しかし最も重要なのは、年齢と統計に逆らって頂点に立ち続けるという、現代スポーツでは稀な能力を強調することだ。通常は父なる時間が無敵とされる競馬の世界で、このセン馬は挑戦を続けている。
