トルコ南部、古代都市アンティオキア・アド・クラグムの遺跡で、紀元後二世紀末から三世紀初頭の小規模なローマ浴場が思いがけない変貌を遂げた。大理石の壁、モザイク、彩色された天井を持つ豪奢な記念建造物として残るのではなく、ワインとオリーブオイルを生産する大規模な製造複合施設へと姿を変えたのである。
エムリン・ドッドとL・ロドリゲスの率いる考古学者たちは、市の正門の外にある「小浴場」で、石製の圧搾機、オリーブ用の挽き臼、液体を排出するための溝、そして大きな甕を発見した。そのうちの一つは、かつての冷水浴槽を改造したもので、約2900リットルを収容できた。これは同じ集落の別のワイン醸造所にある同種の容器の二倍の容量である。
この改築はローマ時代後期、およそ四世紀から七世紀の間に行われた。建物の北半分は完全に作り替えられ、設備を設置するためにモザイクの床は一部が壊され、水道システムは果汁と油を集めるために転用された。研究者たちは、これがアンティオキアの市壁内で今日までに知られている最大の農業施設であると指摘している。
記念的建造物を転用した同様の例は、地中海の他の地域にも見られる。古代末期には都市が人口減少と経済的優先順位の変化に直面したため、住民たちは新たな建造物を一から建てるよりも、すでに存在する頑丈な壁や床を利用することを好んだ。
興味深いことに、同じアンティオキアでは以前にも個別のワイン醸造所や搾油所が発見されていたが、一つの建物での複合生産はこの地域では珍しい。甕の容量と専門的な設備の存在は相当な規模を示唆しているが、正確な生産量の数字はまだ概算にとどまっている。
浴場が工房へと変わったことは、古代末期の共同体が受け継いだインフラを新たな必要にどう適応させたかを示している。高価な建造物を放棄するのではなく、地元の消費とおそらく交易の両方を支える製品の生産へと方向転換したのである。
こうした発見は、人々が現在の状況に合った新たな用途を見出せば、過去の最も頑丈な建造物でさえも役立ち続けるということを思い起こさせる。
