2026年8月15日夜、スペースXは2機のファルコン9ロケットをわずか38分の間隔で打ち上げました。これは、軌道投入を伴う打ち上げ間の最短時間における新記録となります。
最初の打ち上げは、東部夏時間(EDT)の21時12分にフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から行われました。このロケットは、通信会社グローバルスター向けの8基の衛星を低地球軌道に投入しました。全ての衛星は正常に分離されました。
2回目の打ち上げは、東部夏時間(EDT)の21時50分にカリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地から実施されました。このロケットは、米国宇宙軍向けのUSSF-366ミッションを遂行しました。飛行の詳細は機密扱いとなっていますが、観測筋はスターシールドを基盤とした衛星であると推測しています。
どちらの1段目ブースターも着陸に成功しました。一方はフロリダの着陸地点に、もう一方は太平洋上のドローン船「Of Course I Still Love You」に着陸しました。
これまでの記録は1時間51分で、2024年8月31日に2回のスターリンクミッションが打ち上げられた際に樹立されました。今回の新記録は、これを27分上回るものです。
2026年8月半ばまでに、スペースXはすでに96回のファルコン9の打ち上げを実施しており、その約75%はスターリンクミッションでした。このようなペースが、商業および政府の宇宙プログラムの将来にどのような影響を与えるのでしょうか?
米国の両海岸から同時に行われた2回の打ち上げは、同社のロジスティクスがいかに洗練されているかを改めて示しました。迅速な準備と各発射拠点間の調整により、信頼性を損なうことなく飛行間隔を短縮することが可能になっています。
