米国の連邦準備制度理事会(FRB)は2026年16月、連邦資金の政策金利の目標レンジを全会一致で0,25パーセントポイント引き上げ、3,75~4%とした。
連邦公開市場委員会(FOMC)の決定は12対ゼロで採択された。声明では、この措置がFRBの二重の使命、すなわち最大限の雇用と物価の安定を支えるために取られたと明記されている。
米国経済は引き続き力強いペースで成長している。地政学的な不確実性にもかかわらず、国内の支出は底堅い。生産性の伸びと設備投資は力強く見え、失業率はほとんど変わっていない。
一方でインフレは依然として高止まりしている。規制当局の評価によれば、利上げは2%の目標へのより速やかな回帰に役立つ。委員会は銀行システムに十分な準備預金を維持する意向を確認した。
この決定は、以前に政策引き締めに反対していたドナルド・トランプ大統領からの圧力の中で下された。それでもFOMCは独立性を示し、ここ3年で初めて利上げに踏み切った。
声明にはまた、インフレリスクが弱まらなければさらなる引き締めの可能性があるというシグナルも含まれている。これが今後数か月の米国人のローンと貯蓄のコストにどう影響するだろうか。
次回のFOMC会合は10月末に予定されている。市場はすでに、今年残りの期間の金利軌道に関する予想を組み替え始めている。



