米国のドナルド・トランプ大統領は、宇宙軍を手本にした「AI軍」を創設する計画を発表した。同氏は人工知能の発展を減速させるよう求める声を退けた。
トランプ氏は、まもなく「AI皇帝」を任命すると述べたが、時期は明らかにせず、どの連邦機関がこの構想を所管するのかも説明しなかった。
同氏によれば、AIは次なる産業革命である。大統領は、この技術が米国のGDPに最大25パーセント寄与しうると予測している。
こうした発言は、Anthropicの最高経営責任者ダリオ・アモデイ氏を含む業界の指導者たちからの要請を受けてなされた。彼らは、より厳格な安全性評価、テスト基準、高度なAIモデルの開発ペースの制限を求めていた。
トランプ氏は規制を求める声に抵抗しているが、技術分野における「悪い」行為を監視する「皇帝」を任命すると約束した。これはイノベーションと安全性のバランスにどう影響するのか。
この構想は、業界内で不安が高まるなか、米国の政策においてAIの加速的発展が優先事項であることを際立たせている。
トランプ氏の発表からの重要な詳細:
- 同氏は「AI軍」を、自身が最初の任期中に創設し「巨大な成功」と称した宇宙軍になぞらえた。
- 「近い将来」に「AI皇帝」を任命すると約束し、「高いIQ」を持つ者だけがその座を狙えると強調した。
- AIの発展を減速させるよう求める声を退け、それに伴う懸念を「hoax」(でっち上げ)と呼び、自身が偽りだと考える他の言説と比較した。
- 政権は「この驚くべき産業の成長をいかなる形でも妨げたり抑制したりすることはない」と述べ、「その成長を守り、支え、注視する」とした。
- その一方で、「BAD」(悪質)な行為については、既存の刑事・民事の司法制度を通じて監視すると約束した。
- AIを「次なる産業革命、あるいはインターネット、しかしそれよりもさらに大規模で影響力のあるもの」と呼び、「おそらく国のGDPの25%に達する可能性がある」と述べた。
- 中国に対する米国の優位性と、それを維持する意向を強調した。


