2026年8月7日、PURSUEプログラムの第5次公開パッケージで、3点の公式画像と22点の文書が発表されました。これらにはFBIによる8点のデジタル再構築画像が含まれ、3点は個別の画像ファイル、5点はPDF形式です。目撃証言とこれらの視覚化資料の組み合わせが、今回の公開で最も議論を呼んだ点の一つとなっています。

その中でも特に顕著なのは、2002年にアフガニスタンのバグラム基地上空で発生した事例です。ある軍用パイロットが同僚と共に、約500フィート(約152メートル)もの巨大で無音の正三角形物体を目撃しました。光を発さず、星々を覆い隠すように時速約150ノット(約278km/h)で西から東へ移動し、通常の航空機では考えられない90度の急旋回を行ったと報告されています。

この証言には、「Airborne Triangle」(FBI-UAP-D025)と名付けられたデジタル再構築画像が添付されています。宇宙物理学者アヴィ・ローブ氏はMediumの記事で、既知の航空機でこのサイズや特性を持つものはないと指摘。最大の航空機ストラトローンチ・ロックでさえ、翼幅は385フィート(約117メートル)に過ぎません。

このパイロットは、2023年以降も同様の目撃情報を繰り返し報告しています。商業便のフライト中に、ゆっくりと点滅し、10秒から1分かけて明るくなったり消えたりする白い光を複数回観測しました。時には45分間、長い場合は2時間もの間視認でき、一部の物体は飛行中に方向転換したとされています。

ローブ氏によれば、このような長時間の観測は人工衛星や流星では説明が困難です。人工衛星の通過は通常数分で終わり、軌道力学に反する方向転換はあり得ません。これらは既知の天体や人工物では説明しきれない特異性を示唆しています。
他に公開された2点の画像は、2023年のコロラドスプリングスにおける事例に関連します。目撃者たちは、奇妙な「ピクセル状」の雲から現れた暗い半透明の三角形と、角に赤い光を伴う大型の物体について証言しました。三角形はほぼ瞬時に急加速し、音もなく消え去ったとされます。「Dark Translucent Triangle」(FBI-UAP-D027)はPDF形式で、「Large Triangle with Red Lights」(FBI-UAP-D031)は個別の画像として公開。2011年の「Dark Triangle with Lights」(FBI-UAP-D029)という以前の再構築画像も含まれています。
三角形の物体に加え、2026年の「Multiple Red Lights」(FBI-UAP-D038、D039、D041、D042)と題された4点のデジタル再構築画像も公開されました。これらは米国西部上空で観測された複数の赤い光に関連し、UAP目撃後にアナログ時計がデジタル時計と比較して20〜25分進んだという時計の異常を記述した報告書FBI-UAP-D037を補完します。この時間のずれは継続。ローブ氏は、既知の物理学では説明が難しく、電磁気的な影響を示唆している可能性を指摘しています。
公開文書の中には、特に注目を集めた資料がいくつかあります。1953年の「Film Analysis of Unidentified Objects」(DOW-UAP-D098)は、1950年と1952年にモンタナ州とユタ州上空で撮影されたフィルムを分析。物体は「一般に知られていない構造と素材」を持つと記述されています。
また、2021年9月8日にオマーン湾で発生した出来事に関する報告書DOW-UAP-D101も大きな反響を呼びました。AC-130の乗組員が射撃訓練中に約25個の「冷たい球体」を目撃。2つの物体はフレアの近くに出現し、発砲の瞬間に瞬時に消え去りました。その後、球体は時速1300マイル(約2092km/h)で隊形を組み、「イルカのように」互いに相互作用していたと報告されています。ローブ氏は、物体が「冷たい」ことから通常のエンジンの熱痕跡がないこと、発砲への反応や隊形飛行は説明が必要であると強調しました。
1963年のブラジルにおける出来事に関する外交公電も特筆に値します。この文書によると、バイーア州コンデ地域に巨大な金属球が墜落し、クレーターを残したとされています。物体には厚いガラスで覆われた窓のような開口部があり、内部には解読不能な文字が書かれた重い衣服をまとった人間の遺体があったと伝えられています。ただし、この資料は当時の報告であり、事実が確認された結論ではない点に留意が必要です。
今回の第5次公開について、ハーバード大学の宇宙物理学者でUAP科学諮問委員会議長のアヴィ・ローブ教授が評価を述べました。2026年8月7日付のXへの投稿およびMediumの記事で、彼は最も注目すべき異常現象が映像ではなく口頭証言に含まれると指摘。ローブ氏の見解では、このような事例はさらなる科学的調査を必要としています。彼は、未知の自然現象、秘密のプロジェクト、あるいは地球外起源の技術の表れである可能性を強調し、校正されたセンサーを用いた追加的な定量的データの収集を強く訴えました。


