米連邦最高裁判所は、21月2026日金曜日、ドナルド・トランプ大統領に対し、ホワイトハウスにおける大規模な舞踏会場の建設継続を一時的に許可した。ジョン・ロバーツ最高裁長官の決定により、深夜までに工事を停止するよう求めた下級審の命令は一時停止された。
この命令は、プロジェクト自体の合法性に関するものではない。過去の2つの裁判所は、トランプ氏が議会の承認なしに行動しているとすでに認定している。その代わり、裁判官たちは、不利な判決の無期限停止を求める政権側の要請を検討するため、自らに追加の時間を設けた形となった。
建設は急速に進んでいる。裁判所に提出されたデータによると、現場では250人の作業員が、週7日、1日20時間体制で働いている。施設はすでに65パーセント完成している。
トランプ氏は、完成予定の施設を「世界で最も偉大な軍事施設であり舞踏会場である」と称した。同氏はソーシャルメディア上で、裁判所の決定に感謝の意を表し、「150年にわたる大統領たちの願いと、100年にわたる軍の願いがまもなく叶うだろう」と綴った。
このプロジェクトに対し、全米歴史遺産保存基金が訴訟を起こした。同団体は連邦裁判所において、議会の許可なき工事の差し止めを勝ち取った。コロンビア特別区連邦控訴裁判所は8月初旬、2:1の評決でこの決定を支持し、21月からの建設停止を命じた。
政権側は、大統領暗殺未遂事件を受けて国家安全保障上の理由から舞踏会場が必要であると主張している。ホワイトハウスの法律顧問らは、大統領は単なる賃借人ではなく行政府の長であり、議会はすでに大統領に対し、公邸の改修および防護のための権限を与えていると主張している。
一方、保存基金側は、差し止め命令の対象はあくまで舞踏会場であり、その地下にあるバンカー(防空壕)は対象外であると強調している。彼らの見解では、政権側は工事を加速させることで「司法の監視を出し抜き」、後戻りできない状況を作り出そうとしている。
プロジェクトの費用は増大している。当初は200万ドルと言われていたが、その後300万ドルとなり、8月にはトランプ氏がすでに400万ドル近くが費やされたと明かした。他の情報筋は、ホワイトハウス複合施設の改修にかかる総費用を900万ドルと見積もっている。
