タミル・ナードゥ州が動植物保護のため新たな生物多様性遺産地区を指定

インドのタミル・ナードゥ州は、2002年生物多様性法に基づき、カサンパッティの神聖な森を生物多様性遺産地区（BHS）に指定しました。アラガルマライ保護森林の近くにある4.97ヘクタールの敷地は、環境バランスと生物多様性を支える重要な緑の架け橋です。48種類の植物、22種類の低木、21種類のつる植物、29種類の草本が生息し、12種類以上の鳥類、小型哺乳類、爬虫類、昆虫が生息しています。レッディヤパッティ・パンチャヤット評議会による決議を受けての指定は、土地を保護し、ヴェーラ・コヴィル寺院への公共のアクセスを確保することを目的としています。これはタミル・ナードゥ州にとって2022年のアリッタパッティに続く2番目のBHS認定であり、生物多様性の保全と文化遺産の保護に対する州の取り組みを強調しています。