7月7日に祝われる世界ココアデーは、カカオの歴史的、経済的重要性をお祝いする日です。カカオは、先コロンブス期の文明に起源を持つ貴重な食料源です。
かつてマヤ文明やアステカ文明において通貨として、また宗教儀式にも用いられていたカカオは、16世紀にヨーロッパに伝わり、急速に人気を博しました。現在、世界のカカオ消費量は年間400万から500万メートルトンと推定されており、西ヨーロッパと北アメリカが主要な消費地となっています。 日本においても、チョコレートやココアは、日々の生活に欠かせない存在となっており、その背景には、カカオの長い歴史と、世界の人々を魅了するその味わいがあります。 この機会に、カカオの歴史と、世界経済におけるその役割について、改めて考えてみてはいかがでしょうか。