Appleは2026年9月9日、オープン型デザインとアクティブノイズキャンセリングを採用した新しいワイヤレスイヤホン、AirPods 5を発表した。ベースモデルでも129ドルという価格でこの機能が利用可能になった。
主な刷新点は向上したANCで、同社によれば、ノイズキャンセリング機能を搭載したAirPods 4と比較して外部ノイズを最大50%多く除去するという。これは、新しいマルチポート・アコースティック・アーキテクチャと高度なコンピュテーショナルオーディオ・アルゴリズムによって実現されている。外部音取り込みモードはより自然になり、Adaptive Audioは周囲の環境に応じて自動的にモードを切り替える。
AirPods 5は2024年の前モデルのオープン型デザインを継承しつつ、再設計された音響システムと次世代のAdaptive EQを搭載し、より豊かで細やかなサウンドを実現している。Personalized Spatial Audioはより没入感が増した。両モデルともConversation AwarenessとVoice Isolationをサポートするほか、Siri AIやLive Translationを含むApple Intelligenceの機能と連携する。
ベースモデルのバッテリーは、ANCオンの状態で最大4時間の再生、ケース併用で最大20時間の再生が可能。ワイヤレス充電ケース付きのモデルは、1回の充電で5時間、合計で最大22時間の再生が可能で、Apple Watchの充電器、Qi、USB-Cでの充電に対応している。149ドルのプレミアムモデルのステムには、スワイプによる音量調節機能が追加された。
ANCが179ドルのモデルに限定されていたAirPods 4と比較して、新しいイヤホンは両方の構成で、より低価格ながらノイズキャンセリングを提供する。Sony WF-C700NやSamsung Galaxy Buds FEといった競合製品も同価格帯だが、それらは密閉型デザインであり、オープン型と比較するとバッテリー駆動時間が短いことが多い。AirPods 5はAppleのエコシステムとオープン型ならではの快適な装着感で優位に立っているが、カナル型のProモデルと比較すると最大ノイズキャンセリング性能では一歩譲る。
Pre-orderはすでに開始されており、米国および65カ国以上で9月18日に発売される。余計な費用をかけずにオープン型デザインで手頃なANCを求めるユーザーにとって、AirPods 5は前世代よりも格段に魅力的な選択肢となっている。
