NASA/ESAのハッブル宇宙望遠鏡は、しし座の方向に約4600万光年離れた棒渦巻銀河NGC 3507の新しい画像を捉えました。
NGC 3507は、中心にある星の棒から伸びる優雅な腕を持つ古典的な渦巻構造を示し、宇宙の風車のようです。異なる方向を向いているため、なめらかな縞模様に見える銀河の伴銀河NGC 3501とともに宇宙を移動しています。
ハッブルの画像は、湾曲した渦状腕、明るい星団、塵の帯など、NGC 3507の豊かな詳細を明らかにしています。背景にある遠くの銀河は、形や色が異なる初期の宇宙を垣間見せてくれます。