NASAは、スペイン人天体写真家カエタナ・サイズ氏の月とプレアデス星団の魅惑的な画像に対し、今日の天体写真（APOD）賞を授与しました。この画像は、スペインのカンタブリアで4月1日に撮影されたもので、夜空に輝くこれら2つの天体の間の天上の舞いを表現しています。
サイズ氏の受賞は、彼女自身のデータと機材を使用して、スペイン人天体写真家として初めて単独でこの栄誉を受けたという点で、重要な功績となります。スエサで撮影されたこの写真は、月がプレアデス星団の前を通過する様子をとらえています。
最終的な画像は、7時間以上のデータ取得と2時間の綿密な処理を表す複数の露出の合成です。サイズ氏は、画像スタッキングなどの高度な天体写真技術を採用し、プレアデス星団を取り巻くかすかな星雲を明らかにし、月と星団の明るさのコントラストを管理し、肉眼では見えない細部を明らかにしました。