米国証券取引委員会(SEC)は、Grayscale InvestmentsによるDigital Large Cap Fund(GDLC)を上場投資信託(ETF)に転換する提案を承認しました。これは、米国で初めてSECが承認したマルチアセット暗号資産ETFとなります。
GDLC ETFは、NYSE Arcaでティッカーシンボル「GDLC」として取引が開始される予定で、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP、ソラナ(SOL)、カルダノ(ADA)の5つの主要な暗号資産のバスケットを保有します。ファンドのポートフォリオは、おおよそ次のように配分されています。ビットコイン:80.80%、イーサリアム:11.07%、XRP:4.63%、ソラナ:2.75%、カルダノ:0.75%。
各暗号資産の価格は以下の通りです。ビットコイン(BTC):105,818.00ドル、イーサリアム(ETH):2,406.42ドル、ソラナ(SOL):146.47ドル、XRP(XRP):2.17ドル、カルダノ(ADA):0.54ドル。これらの市場変動は、GDLC ETFのローンチ後のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。投資家の皆様におかれましては、今後の動向を注意深く見守られることをお勧めいたします。
このニュースは、日本の投資家の皆様にとって、暗号資産市場への新たな参入機会を提供する可能性があります。 グレースケールのこの動きは、日本の投資家が多様な資産に分散投資し、リスクを管理するための選択肢を広げるものと期待されます。 暗号資産市場は変動が激しいため、投資判断には十分な情報収集と慎重な検討が必要です。