2025年7月4日(金)、パリ在住のフセイン・シセ氏(39歳)が、パリ11区のアパート火災で6人を救出する勇敢な行動をとられました。
シセ氏は、ご自身の家族を避難させた後、近隣住民からの通報を受け、6階に取り残された2家族を救出するために行動されました。狭い窓枠を伝い、4人の子供と2人の母親を安全な場所へと導きました。
パリ警察署長のローラン・ヌニェス氏は、2025年7月13日にシセ氏にメダルを授与する計画を発表しました。フランス社会党の政治家エマニュエル・グレゴワール氏は、シセ氏にパリ市勲章を授与することを提案しています。この勇敢な行動は、日本の人々にも大きな感動を与え、シセ氏の勇気と献身に心からの敬意を表します。このような自己犠牲の精神は、日本の武士道精神にも通じるものがあり、深く共感を呼んでいます。また、このニュースは、地域社会の連帯と助け合いの重要性を改めて示唆しています。シセ氏の行動は、まさに『困った時はお互い様』という日本の精神を体現していると言えるでしょう。