キット・カーソン・エレクトリック・コーポラティブ（KCEC）は、ニューメキシコ州北部の水素マイクログリッドを開発するために、ロスアラモス国立研究所（LANL）と協力しています。2025年1月に交付された連邦政府の資金援助を受けたこのプロジェクトは、クエスタ地域の3万人の顧客に対するエネルギーの信頼性を高めることを目的としています。
すでに100％太陽光発電で稼働しているKCECは、水素燃料電池プラントと高度なマイクログリッドバッテリーストレージシステムを追加しています。同社は、グリーン水素と太陽光発電を特徴とする再生可能エネルギー施設の建設を支援するために、2億3100万ドルの資金提供を受けています。水素施設は2028年までに完成する予定です。
104メガワットの水素施設は、約2万5000戸の住宅に電力を供給でき、350人の雇用を創出すると予測されています。このプロジェクトでは、DOEのスーパーファンドサイトから処理された水を使用します。バッテリーストレージシステムの作業は2025年6月に開始され、2026年夏までに完了する予定です。