Motorolaは、スマートウォッチとスマートフォンの機能を組み合わせたデバイスの特許を取得しました。この特許(US12,693,705)は、「回転式ウェアラブル再構成可能スクリーン」と表現されています。折りたたんだ状態では通常の時計として手首に装着でき、必要に応じてストラップが短く幅広のディスプレイへと展開します。
特許の説明によると、このストラップは、磁石または機械的な固定具によって連結される二つの部分で構成されます。ストラップの一方がスクリーンの基部となり、もう一方がその延長部分として機能します。これにより、通知やトレーニングデータ、短い動画の閲覧に便利なフレキシブルディスプレイを備えたデバイスが実現します。
これは、Motorolaが2022年と2023年のコンセプトで示したアイデアの進化形です。当時同社は、巻き取り式や折りたたみ式の携帯電話を披露しており、その中には腕に装着できるものも含まれていました。しかし、今回の新しい特許は、特に時計型として始動することに重点を置いています。
ユーザーは手首からデバイスを取り外し、ストラップを展開することで、手で持つことができるスクリーンが得られます。生成されるディスプレイのサイズは「短いが幅広」とされており、別のスマートフォンを取り出すことなく迅速な情報確認に適しています。
この特許には詳細な技術仕様は含まれていません。画面解像度、プロセッサ、バッテリー容量、オペレーティングシステムに関するデータは記載されていません。また、筐体の素材や正確な寸法も明記されていません。これは特許文書の一般的な特徴であり、完成品ではなく設計のアイデアを保護するものです。
Motorolaがこの種のデバイスをいつ、あるいは実際に販売するのかについては、現在のところ情報はありません。同社の以前のコンセプトは、展示会でのデモンストレーションに留まっていました。SamsungやGoogleなどの競合他社は折りたたみ式スマートフォンの開発を積極的に進めていますが、これまでのところ「時計とスマートフォン」のハイブリッド型フォームファクターを提案した企業はありません。
この特許は、Motorolaがウェアラブルデバイスのフォームファクターの実験を続けていることを示しています。しかし、実際の製品として登場するまでには、まだかなりの時間がかかるでしょう。
