3月2026日にリリースされた開発者向けバージョンのiOS 27.3とwatchOS 27.3は、Apple Watch Series 12とUltra 4でAudio Intelligenceの機能セットを有効にする。主な新機能はLive RewindとSiri Recapで、時計のマイクを使って会話を「巻き戻し」たり要約したりできる。
Live RewindはDigital Crownをダブルクリックすると作動し、時計が会話の直近15秒間のテキストを表示する。ユーザーはテキストについてSiriに質問したり、その断片をSiriアプリに保存したりできる。画面が暗くなってから30秒後にテキストは自動的に消える。この機能には音声信号とマイクインジケーターが伴う。
Siri Recapは一日の会話の簡単な要約を作成する。見出しと、日付、期限、価格その他の事実を含む要点である。要約はSiriアプリに表示され、メモやジャーナルに保存できる。不要な記録は七日後に削除される。この機能はスケジュールで有効にでき、たとえば勤務時間中のみにすることもできる。
どちらのツールもApple Watch Series 12とUltra 4をiPhone 16以降(iPhone 16eを除く)と組み合わせた場合にのみ動作する。処理はS11チップとSecure Exclaveを用いてデバイス上で行われ、元の音声は保存されず、話者も識別されない。さらに、重要な音の認識やShazamによる音楽の自動識別も利用できる。
これらの機能は現在英語でのみ利用可能で、ユーザーの明示的な同意が必要である。パブリックベータは十二月半ばに予定されている。メーカーは他の言語や地域での提供時期の正確な時期を明らかにしていない。
以前のバージョンのwatchOSと比べ、iOS 27.3は初めてApple Watchに手動のメモなしで会話の文脈を保存するツールを提供する。会議や指示の詳細を逃さないことを重視するSeries 12とUltra 4のユーザーにとって、このアップデートは具体的で実用的なツールをもたらす。より古いモデルの所有者には、この分野での変更は予定されていない。


