ホンダは、2025年7月10日から13日にかけてイギリスのウェストサセックス州で開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、新たな電気自動車コンセプト「Super EV Concept」を世界初公開しました。
このコンセプトカーは、ホンダが目指す都市型電気自動車の未来像を示すもので、コンパクトなAセグメントの5ドアハッチバックとして設計されています。デザインには、丸型のヘッドライトやフレアしたフェンダーなど、ホンダの伝統的なスタイルが取り入れられています。
ホンダはこのモデルを「運転の楽しさと実用性を兼ね備えた新しい電気自動車の可能性を示すもの」と位置付けています。具体的な技術仕様や生産計画については現時点で明らかにされていませんが、将来的な市販化に向けた開発が進められていると考えられます。
また、同イベントでは、ホンダの新型SUV「Honda 0 SUV」プロトタイプや、シビック タイプR アルティメット エディションなども展示され、ホンダの電動化への取り組みが強調されました。
ホンダは、モータースポーツの歴史を持つ企業として、電動化技術の開発と普及に積極的に取り組んでおり、今後も新たな電気自動車のラインアップを展開する予定です。