メディアアート分野における国際的な権威、アルスエレクトロニカ賞2025の受賞者が発表されました。この賞は、芸術、テクノロジー、そして社会の交差点で活躍する傑出したプロジェクトを称えるものです。授賞式は、ユネスコ・メディアアーツ都市として知られるオーストリアのリンツで開催されました。
各部門のグランプリであるゴールデンニカ賞は、最大10,000ユーロの賞金とともに、4つのカテゴリーで授与されました。受賞者には、*Requiem for an Exit*(ニューアニメーションアート)のFrode Oldereid氏とThomas Kvam氏、*Organism*(デジタルミュージック&サウンドアート)のNavid Navab氏とGarnet Willis氏、そして*Guanaquerx*(人工生命&インテリジェンス)のPaula Gaetano Adi氏が名を連ねました。皆様、誠におめでとうございます。
u19 - create your worldカテゴリーでは、Aleksa Jović氏とNico Pflügler氏がゴールデンニカ賞を受賞されました。また、Domestic Data Streamersの*Synthetic Memories*がデジタルヒューマニティ賞を、evala氏の*ebb tide*が磯部友彦特別賞を受賞しました。これらの受賞作品は、9月3日から7日まで開催されるアルスエレクトロニカ・フェスティバルで展示される予定です。皆様、ぜひ足をお運びください。
この度の受賞者の皆様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。また、本イベントが、日本のメディアアート界にも更なる刺激と発展をもたらすことを期待しております。