モンテレー工科大学の「リビングラボ」が2025年ヴェネチア・ビエンナーレ建築展で輝きを放つ

編集者: Ек Soshnikova

モンテレー工科大学の建築・芸術・デザイン学部(EAAD)は、メキシコを代表して、ヴェネチア・ビエンナーレ建築展2025に「ケア・エコロジーの育成:テクノロジーとコミュニティ主導のリビングラボ」プロジェクトを出展します。このイニシアチブは、ラテンアメリカからメイン展示に選ばれた唯一の大学主導プロジェクトであり、地域コミュニティとの協力で開発された持続可能なソリューションを紹介します。5月10日に開幕し、2025年11月23日まで開催されるビエンナーレは、気候変動や社会的レジリエンスといった地球規模の課題への取り組みに焦点を当てています。

カルロ・ラッティがキュレーションを担当する2025年版は、「Intelligens:自然。人工。集合的」をテーマに、さまざまな分野の専門家を結集し、建築環境の未来を探求します。モンテレー工科大学のプロジェクトは、チワワ州フリメス、ハリスコ州ラ・プリマベラ森林、ケレタロ州シエラ・ゴルダ生物圏保護区に「リビングラボ」を設立し、コミュニティ主導のアプローチで際立っています。

これらのラボは、集合的、自然、人工知能を統合して、再現可能なソリューションを生み出します。例としては、チワワ州の浄水器と太陽光発電温室、ハリスコ州の衛生およびエコツーリズム戦略、ケレタロ州の責任ある観光と森林管理などがあります。ヴェネチア・ビエンナーレの展示では、これらのリビング・リジェネラティブ・ラボラトリーズを紹介し、気候と社会の課題に取り組む上での建築の役割を実証しています。

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