エジプトは、2025年5月10日から11月23日まで開催されるヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展に参加します。ジャルディーニにあるエジプト館では、エジプトのオアシスの生態系に触発された持続可能性のインタラクティブな探求である「蜃気楼をつかもう」を発表します。
サラ・ジクリ、エブラヒム・ザカリア、エマド・フィクリがキュレーションしたこのパビリオンは、ビエンナーレのテーマである「Intelligens. Natural. Artificial. Collective.」と調和し、保全と開発のバランスを反映しています。来場者は、吊り下げられたプラットフォーム上でバランスを作り出すために、黄色のブロック（保全）と青灰色のブロック（開発）を使用する比喩的なゲームに参加します。
このインスタレーションは、自然知能（砂漠の生態系）、人工知能（効率的なシステム）、集合知能（文化的知識）を統合しています。バランスの取れた構成は調和のとれたビジュアルとサウンドスケープを生み出し、不均衡は破壊的な反応をもたらし、パビリオンを生きた生態系に変えます。この参加は、エジプトの芸術、文化、国際的な建築対話への献身を強調しています。