イタリアのシチリア島にあるヨーロッパ最大の活火山、エトナ山が2025年6月2日月曜日に噴火しました。噴火は、イタリア国立地球物理学火山学研究所(INGV)によって報告されました。INGVは、現地時間午前9時24分に、南東火口の北側の崩壊に起因する火砕流を検出しました。
噴火は、ラピリとガスの放出を伴う溶岩の噴水を特徴としていました。灰を含む濃い灰色の雲が観測されました。監視カメラは日曜から活動の活発化を検知しており、INGVは航空火山観測情報(VONA)の警戒レベルをオレンジに引き上げました。
噴火により観光客が地域から避難しましたが、カターニア空港の運営への影響は報告されていません。エトナ山は、さらなる活動がないか厳重に監視されています。