EU首脳、3月6日のサミットでウクライナの安全保障について議論へ

欧州連合（EU）の首脳は、アントニオ・コスタ欧州理事会議長が招集した臨時サミットを3月6日に開催する。ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領も出席し、将来の和平合意を安定させるためのウクライナに対する潜在的な安全保障について議論する。 このサミットは、特にワシントンがヨーロッパに対し、自国の安全保障に対する責任をより多く負うよう促していることから、ウクライナ情勢に対処し、ヨーロッパの防衛を強化することを目的としている。議論には、ウクライナの安全保障を確保するための加盟国の貢献や、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長によるヨーロッパの武器生産を促進するための「グローバル計画」が含まれる。 首脳は、ウクライナ支援と永続的な平和のための原則について意見交換を行う。また、ウクライナにおける永続的な平和に必要な安全保障を提供するためのヨーロッパの潜在的な役割についても検討する。このサミットは、2月に開催されたヨーロッパの防衛とウクライナ情勢に関する非公式な議論に続くものである。