カナダとEUが米国の関税に対抗措置；トランプ政権は中国の特許侵害に注力

カナダは、米国製の製品（鉄鋼、アルミニウム、コンピューター、スポーツ用品など）約300億カナダドル（208億米ドル）に対し、25％の関税を課しました。これは、米国政府がこれらの材料の輸入に対して世界的な課徴金を課したことを受けた措置で、2025年3月14日午前0時1分（ニューヨーク時間）から発効しました。カナダのドミニク・ルブラン財務大臣とフランソワ＝フィリップ・シャンパーニュ産業大臣は、解決策を話し合うため、木曜日にハワード・ラトニック米国商務長官と会談する予定です。EUも最大260億ユーロ（283億米ドル）相当の米国製品に関税を課すと発表しました。これとは別に、ハワード・ラトニック商務長官は、中国による米国特許庁の利用について言及し、これは容認できないと述べました。トランプ大統領は水曜日、元ゴールドマン・サックスの弁護士であるジョン・A・スクワイヤーズを特許商標庁の長官に指名しました。