南アフリカ、G20会合中にゼレンスキー大統領を国賓として招待

南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領をプレトリアへの国賓訪問に招待しました。この招待は、南アフリカが2025年に主催するG20外相会合中に確認されました。ラマポーザ大統領はXを通じて、ゼレンスキー大統領と地政学的な問題について電話で話したことを明らかにしました。両首脳は、ウクライナでの紛争を解決し、永続的な平和を確保するために、すべての当事者が参加する包括的で公正な和平プロセスが必要であることを強調しました。南アフリカは、ロシアとウクライナの対話を支援する姿勢を改めて表明しました。ゼレンスキー大統領は、ラマポーザ大統領のウクライナの主権と領土保全に対する支持を認め、統一された立場の重要性を強調しました。南アフリカはロシアとウクライナの戦争において中立的な立場を維持していますが、モスクワを支持しているとの非難に直面しています。ラマポーザ大統領は以前、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が主催したBRICS首脳会議で、ロシアを「貴重な友人であり同盟国」と呼んでいました。ラマポーザ大統領はまた、ヨハネスブルグで開催されたG20外交サミットの傍らで、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談しました。