エア釜山機火災、予備のモバイルバッテリーが原因か 韓国の調査で判明

1月28日に発生したエア釜山機の火災に関する予備調査で、予備のモバイルバッテリーが原因である可能性が示唆されました。釜山から香港への定期便の出発前に発生した火災により、乗客170名と乗務員6名全員が避難しました。火災が発生した場所の近くで発見されたモバイルバッテリーの残骸には焼け跡があり、バッテリー内部の絶縁が破壊された可能性を示唆しています。故障の正確な原因はまだ調査中ですが、航空機の電気系統には問題は見つかりませんでした。この事件を受けて、韓国は航空機へのバッテリー持ち込みに関する規制を強化し、乗客はモバイルバッテリーと電子タバコを携帯し、機内での充電を禁止することになりました。近年、航空機でのリチウム電池の過熱事故が世界的に大幅に増加しています。