イラン、米国との核協議を検討、平和的計画の解体は拒否

イランは2025年3月9日（日）、核計画の潜在的な兵器化に関する外部の懸念に焦点を当て、米国との核交渉を検討すると述べた。この発表は、イランの国連ミッションのXアカウントを通じて行われ、最高指導者アリ・ハメネイによる米国大統領ドナルド・トランプの「脅迫」戦術への批判に続くものだ。イランは、兵器化の懸念に対処するものであれば協議は可能だが、イランの平和的核計画の解体を目的とした交渉は受け入れられないと明言した。この声明は、イランの核活動に対する制限と引き換えに制裁緩和を提供した2015年の包括的共同行動計画（JCPOA）に言及している。米国は2018年にJCPOAから離脱し、制裁を再課したため、イランは合意に対するコミットメントを徐々に縮小した。