イスラエル、停戦交渉の停滞の中、ガザへの電力供給を即時停止

イスラエルのエリ・コーヘン・エネルギー大臣は2025年3月9日（日）、ガザ地区への電力供給を即時停止するよう命令したと発表しました。この決定は、イスラエルが停戦の第1段階の終了後、ガザへの援助物資の輸送を阻止してから1週間後に下されました。コーヘン大臣は、この措置は、2023年10月7日以来、数十人の人質を拘束し続けているハマスに圧力をかけることを目的としていると述べました。イスラエルの新聞ハアレツによると、イスラエルがガザに供給していた電力は、主に下水処理場の運営に使用されていました。停戦の第2段階に向けた交渉は停滞しており、イスラエルはガザの「完全な非武装化」とハマスの領土からの撤退を要求していますが、ハマスは恒久的な停戦とガザの支配の継続を主張しています。