英国株、新たな関税と原油価格の下落で下落、防衛関連株は上昇

英国株は3月4日火曜日、米国の新たな関税と原油価格の下落が引き金となった世界的な株安を反映して下落した。FTSE100は0.3％下落し、中型株FTSE250は0.8％下落した。 米国がメキシコとカナダからの輸入品に課した新たな関税と、中国製品に対する関税の引き上げは、潜在的な報復関税に対する懸念を煽った。この事態は、世界株式に悪影響を及ぼし、安全資産の魅力を高めた。 石油・ガス部門は、OPEC+が4月に石油生産量を増やすことを決定したことを受け、3％下落と最も大幅な下落を記録した。シェル株は、経営陣の刷新を発表した後、2.6％下落した。 逆に、防衛関連株は2％上昇し、7営業日連続の上昇を記録した。この上昇は、英国のレイチェル・リーブス財務相が防衛装備品の調達を加速する計画を発表し、欧州委員会が防衛費を増やすための共同借入計画を提案したことを受けたものだ。