岩手県で大規模な森林火災が発生、避難指示と死者も

日本の北部、岩手県で大規模な森林火災が発生し、1000人以上が避難を余儀なくされ、少なくとも1人が死亡しました。3月1日土曜日には、約2500人の消防士が17機のヘリコプターの支援を受け、消火活動にあたりました。火災は、大船渡市の森林で1400ヘクタールに広がり、1992年の釧路市の火災以来、最大規模となっています。 東京都から約500km離れた大船渡市の当局は、2月26日水曜日に火災が発生して以来、約4600人の住民に避難を呼びかけていました。2月28日金曜日までに、1000人以上の住民が避難し、80棟以上の建物が被害を受けました。火災により、大船渡市と隣接する三陸町の700戸以上の住宅で停電が発生し、両地域を結ぶ鉄道サービスは停止されました。大船渡市は異常な乾燥期を迎えており、今月の降水量はわずか2.5ミリです。土曜日には、山梨県と岩手県の別の地域でも2件の火災が発生しました。