PKK、オジャランの武装解除呼びかけに応じ停戦を発表、恒久的和平の条件提示

クルディスタン労働者党（PKK）は、収監中の創設者アブドラ・オジャランからのトルコに対する敵対行為停止の呼びかけに応じ、即時停戦を発表しました。PKKに近いメディアを通じて発表された声明によると、グループはオジャランの指示に従い、攻撃されない限り武装行動を停止するとのことです。 しかし、PKKは恒久的停戦へのコミットメントを、オジャランの刑務所での生活環境の改善や、PKKを解散させるための会議への直接的な参加など、特定の条件と結び付けています。1999年からトルコで収監されているオジャランは、トルコ国家との40年にわたる紛争の末、支持者たちに武器を置くよう呼びかけました。また、1984年からクルド人の権利のために戦ってきたPKKの解散も発表しました。アンカラとその西側同盟国は、このグループをテロ組織として分類しています。 トルコのエルドアン大統領は、PKKの動きをテロ終結に向けた重要な機会と捉え、すべての関係者に対し、この和平の瞬間を捉えるよう促しています。