麻薬カルテルの首領ラファエル・カロ・キンテロ、DEA捜査官殺害に関与、メキシコからニューヨークへ身柄引き渡し、起訴へ

麻薬カルテルの首領であり、1985年に起きたDEA(アメリカ麻薬取締局)捜査官エンリケ・「キキ」・カマレナ殺害事件への関与でDEAの最重要ターゲットとなっていたラファエル・カロ・キンテロが、木曜日にメキシコからニューヨーク市に移送されました。彼は金曜日にブルックリン連邦裁判所に出廷し、麻薬取引の罪で起訴される見込みです。 今回の移送には、キンテロのほか、メキシコ政府がアメリカの拘束下に置いた28人のカルテルメンバーが含まれています。この措置は、トランプ大統領がメキシコからの輸入品に対し、3月4日から25%の関税を課すと脅したことを受けて行われました。トランプ大統領は、メキシコが不法移民と麻薬密輸の取り締まりを強化することを条件としていました。司法省は、この29人に対してテロ容疑が適切かどうかを評価する予定です。

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