MaiaSpace、Exotrailと2027年開始のSpacevanミッションで初の商業打ち上げ契約を締結

ArianeGroupからスピンオフした小型打ち上げロケット開発企業のMaiaSpaceは、Exotrailとの間で初の商業打ち上げ契約を締結しました。3月20日に発表されたこの契約には、ExotrailのSpacevan軌道輸送機の複数回の打ち上げが含まれており、ミッションは早ければ2027年にも開始される可能性があります。

現在開発中のMaiaSpaceの打ち上げロケットは、2026年後半にフランス領ギアナから運用を開始する予定です。使い捨て構成で最大1,500kg、またはバージに着陸する再利用可能なブースターで500kgのペイロードを軌道に投入するように設計されています。ペイロード容量をさらに増やすために、キックステージも開発中です。

ExotrailのSpacevanは、2023年11月にSpaceXのライドシェアで初めて打ち上げられましたが、2026年にはAriane 6でのGEOライドシェアなど、追加のミッションが計画されています。MaiaSpaceとのこの提携は、Exotrailに顧客のニーズに合わせた柔軟性と信頼性の高い打ち上げオプションを提供することを目的としています。

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