メルセデス・ベンツ、EQSプロトタイプで全固体電池をテスト、エネルギー密度25%向上で998km以上の航続距離を目指す

メルセデス・ベンツは、改良型EQSセダンで全固体電池のプロトタイプをテストしており、航続距離998km以上を目指しています。Factorial Energyと共同開発されたリチウム金属電池は、ドライカソードパウチセルと、安定性を高めるための空圧アクチュエータを備えたフローティングセルキャリアを特徴としています。このプロトタイプは、同サイズおよび同重量のリチウムイオン電池と比較して、航続距離を25%向上させることを目指しています。Factorial Energyは、最大391Wh/kgのエネルギー密度と106Ahを超える充電容量を持つセルを供給しました。メルセデス・ベンツとFactorial Energyは共同で、エネルギー密度450Wh/kg、航続距離80%向上を目標とする次世代全固体電池(コードネーム:Solstice)を開発しています。

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