Xrealは、サブブランドのX by XrealからARグラス「xbx a01+」を発表しました。本モデルは2026年7月10日に、299ドルという価格で発売されました。
この新製品の最大の特長は、着脱式のフロントフレーム装着時でわずか62g、取り外すと56gという超軽量な筐体にあります。あえてカメラを非搭載としたことで、大幅な軽量化を実現するとともに、コンテンツ視聴への没入感を高める設計となっています。
a01+には、SeeYa製の0.6インチ2層式Micro-OLEDディスプレイが採用されています。解像度は2Dモードで1920×1080、3Dモードでは3840×1080に達します。リフレッシュレートは最大120Hz、輝度は最大1600ニトを誇り、HDR10およびAI-HDRにも対応しています。視野角は50度で、4メートル先に147インチ相当の仮想スクリーンを投影することが可能です。また、映像を滑らかに保つための空間画像安定化アルゴリズムも搭載されています。
サウンド面では9×20mmの内蔵ドライバーを備え、3Dサラウンド、シネマ、ウィスパー、スタンダードの4つのモードを選択できます。接続はDisplayPort Alt Mode対応のUSB-Cで行い、本体にバッテリーは内蔵せず、接続したデバイスから給電する仕組みです。カスタマイズ性も高く、3Dプリントが可能な交換用フロントフレームや、オプションの度付きレンズも用意されています。
一方で、カメラが非搭載であることや自律動作ができないといった制限もあります。本モデルは純粋なメディア視聴に特化しており、周囲の環境を認識するような高度なARトラッキング機能には対応していません。
フラッグシップのXreal OneやOne Proと比較すると、a01+は軽さと価格の面で優位に立ちますが、最高輝度や付加機能の点では及びません。しかし、299ドルという価格は、ゲームや映画を大画面で楽しむためのポータブルデバイスとして、最も手頃な選択肢の一つと言えるでしょう。
xbx a01+は、過剰な機能にコストをかけず、旅行や日常使いに最適な軽量ARグラスを求めるユーザーにとって理想的な製品です。

