中国のロボット企業UBTECH Roboticsは、産業用ヒューマノイドロボット「Walker S2」を発表しました。このロボットは、自らのバッテリーを人間の介入なしに交換する機能を備えており、連続的な稼働が可能です。
「Walker S2」は、デュアルバッテリーシステムを採用しており、片方のバッテリーが消耗した際には、もう一方のバッテリーで稼働を続けることができます。バッテリー交換は、ロボットが自律的に充電ステーションに移動し、約3分で完了します。これにより、24時間体制での作業が可能となります。
UBTECHは、すでに「Walker S2」をBYDやNIOなどの自動車メーカーの生産ラインでテスト運用しており、品質検査や組立作業などの分野で活用が進められています。
この技術革新により、製造業における生産効率の向上や労働力不足の解消が期待されています。