イギリス在住のエセル・カテラムさんが、ギネス世界記録によって、世界最高齢の人物として正式に認定されました。認定時115歳252日のカテラムさんは、116歳で亡くなったブラジルの修道女、イナー・カナバロ・ルーカスさんの後を継ぎました。
1909年8月21日にハンプシャー州シプトン・ベリンジャーで生まれたカテラムさんは、この称号を持つ人物としては過去12年間で最も若い人物です。また、エドワード7世の治世中に生きた最後のイギリス人であり、1913年以前に生まれた唯一の存命中のイギリス人でもあります。
カテラムさんの人生は、アメリカ陸軍が世界初の軍用機を取得した直後や、RMSタイタニック号の建設開始から数か月後に出生したことなど、重要な歴史的出来事を網羅しています。彼女は乳母として働き、後に1933年にイギリス陸軍のノーマン・カテラム少佐と結婚しました。2人の娘よりも長生きしましたが、カテラムさんには3人の孫娘と5人のひ孫がいます。