ジャズとロック、ファンクの融合で知られる先駆的なドラマー、ビリー・コブハムが、2025年ジャズFMアワードで生涯功労賞を受賞します。ベン・ベイリー・スミス(別名ドク・ブラウン)が司会を務める授賞式は、4月24日(木)にロンドンのKOKOで開催されます。
コブハムは、マハヴィシュヌ・オーケストラやマイルス・デイヴィスとの革新的な仕事、そして高く評価されたソロアルバムを通じて、1970年代のジャズ・フュージョン・ムーブメントを定義しました。50年以上にわたる彼のキャリアは、ジャズ、ロック、ファンクなど、数え切れないほどのアーティストに影響を与えてきました。コブハムは、ジャズコミュニティへの貢献が認められたことを深く光栄に思っていると語りました。
80歳になったコブハムは、今もなお新たな音楽の道を模索し続けています。2025年5月3日にはチェルトナム・ジャズ・フェスティバル、2025年10月25日にはロンドンのユニオン・チャペルで演奏する予定です。観客は、古典的なフュージョンの要素を再解釈し、コブハムのダイナミックで変革的なドラミングのアプローチを示す新しい作曲を紹介するセットを期待できます。