俳優マイケル・ダグラス(80歳)は、2025年7月にチェコ共和国のカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で、約60年にわたるキャリアを終える意向を表明しました。
ダグラスは、2022年以降、意図的に活動を休止しており、「ほぼ60年間働いてきたので、セットで倒れるようなことは避けたかった」と語っています。
彼は「特別な役があれば戻るかもしれないが、そうでなければ、家族と過ごす時間を大切にしたい」と述べています。
ダグラスは、1975年の映画『カッコーの巣の上で』をプロデュースし、アカデミー作品賞を受賞するなど、多くの名作に携わってきました。
また、2024年にはApple TV+のミニシリーズ『フランクリン』でベンジャミン・フランクリン役を演じ、2023年の映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』にも出演しています。
ダグラスは、家族との時間を重視し、妻で女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズの活動をサポートする意向を示しています。
彼の引退は、映画界の一時代の終焉を意味し、今後も多くの人々に影響を与え続けるでしょう。