リン・ラムジー監督の『Die, My Love』は、ジェニファー・ローレンスとロバート・パティンソンを主演に迎え、5月13日から24日まで開催されるカンヌ映画祭2025で大きな話題を呼びました。パルムドールを競う本作は、5月17日の初公開後、6分間のスタンディングオベーションを受けました。
アリアナ・ハーウィッツの2017年の小説『Die, My Love』を原作とする本作は、産後うつ病と精神病を探求しています。ローレンスは新米母親のグレースを、パティンソンは夫のジャクソンを演じています。助演にはラキース・スタンフィールド、シシー・スペイセク、ニック・ノルティなどが名を連ねています。
カンヌのベテランであるラムジーは、自身の5本の長編映画すべてを映画祭で初公開しています。『Die, My Love』は、彼女にとって8年ぶりの監督作品となります。本作は、カナダで撮影された、ダークコメディでありラブストーリーであると評されています。物語の舞台は、フランスを舞台とした原作とは異なり、アメリカ合衆国となっています。