アジアのマルチメディアスター、アルデン・リチャーズ氏が、法廷劇『Out of Order』で監督デビューを果たしました。この作品は、ベトナムで開催された第3回ダナン・アジア映画祭(DANAFF)でプレミア上映されました。
「DANAFF-アジアの架け橋」をテーマに掲げたこの映画祭は、2025年6月29日から7月5日まで、ダナンのアリヤナ国際コンベンションパレスで開催されました。『Out of Order』では、リチャーズ氏が、殺人罪で告発された父親(ノニー・ブエンカミノ氏)を弁護する弁護士役を演じています。
この作品には、ヘブン・ペラレホ氏、ソリマン・クルス氏、アンドレア・デル・ロザリオ氏も出演しています。リチャーズ氏は、監督を務める以前には、世界興行収入16億フィリピンペソを記録し、フィリピン映画史上最高の興行収入を達成した『Hello, Love, Again』に出演し、2025年のマニラ国際映画祭でボックスオフィスヒット賞を受賞しました。
リチャーズ氏の監督業への挑戦は、その多才さを際立たせ、フィリピンのエンターテインメント業界における彼の地位を確固たるものにしています。 彼は、カメラの前と後ろの両方で活躍し、観客を魅了し続けています。
今回の映画祭への参加は、ベトナムとフィリピンの文化交流を深める一助となり、日本の映画ファンにとっても、アジア映画の多様性を知る良い機会となるでしょう。 映画祭の成功を心よりお祝い申し上げます。