第78回カンヌ国際映画祭が公式セレクションを発表し、パルムドールを競う多様なラインナップの映画が発表されました。映画祭は2025年5月13日に、フランス人監督アメリー・ボニンのデビュー作「Leave One Day」で開幕します。
注目の作品が多数選出されています。ホアキン・フェニックスとエマ・ストーンが出演するアリ・アスター監督の西部劇「Eddington」もその一つです。ベニチオ・デル・トロが出演するウェス・アンダーソン監督の「The Phoenician Scheme」も映画祭で初公開されます。リチャード・リンクレイター監督のフランス映画「Nouvelle Vague」は、ジャン＝リュック・ゴダールの「勝手にしやがれ」の制作に焦点を当てた作品で、こちらも注目されています。
「Titane」でパルムドールを受賞したジュリア・デュクルノー監督が、1980年代のニューヨークを舞台にエイズの流行を描いた「Alpha」で帰ってきます。ヨアキム・トリアー監督は、レナーテ・レインスヴェ、ステラン・スカルスガルド、エル・ファニングが出演する「Sentimental Value」を発表します。映画祭は2025年5月24日まで開催されます。