舞台とスクリーンの両方でベテランであるデンゼル・ワシントンは、『リア王』での役を終えた後、映画俳優からの引退を示唆しました。現在ブロードウェイで『オセロ』に出演中のワシントンは、自身のアイデンティティを、映画も手がける舞台俳優であると強調し、自身の基盤は劇場にあると明言しました。
ワシントンは、アントワーン・フークア監督のNetflix向けハンニバル叙事詩や、スパイク・リー監督の『Highest 2 Lowest』に出演する予定です。また、スティーブ・マックイーンやライアン・クーグラーとのコラボレーションの可能性、次期『ブラックパンサー』映画での役柄についても言及しました。
22歳で初めてオセロを演じたワシントンは、ケニー・レオン監督による映画化の話も進み、70歳で再びこの役を演じます。彼はキャリアのこの段階で、最高の映画製作者との仕事に焦点を当て、スクリーンから離れる前に未開拓の領域を探求することを目指していると強調しています。