ペルセポリスの石片、2025年4月2日にイラン当局に返還

Edited by: Ainet

イランのユネスコ世界遺産であるペルセポリスのものと信じられている石片が、2025年4月2日にファールス州の文化遺産・手工芸・観光局に返還されました。

発見は、ペルセポリスへの入り口の道路近くで行われました。局長のモハンマド・サベト・エグリディ氏は、石片はペルセポリス複合施設の境界内で発見され、元の構造物からの損傷や盗難の証拠はないと述べました。

石の自主的な返還は、イランの歴史的遺産の保存における国民の協力の重要性を示しています。現在のペルシア暦の年内に、その地域で新たな考古学的発掘が計画されています。

紀元前518年に遡るペルセポリスは、そのユニークな建築と、アケメネス朝の首都としての歴史的意義で知られています。石片が発見された地域は、歴史的にパルセの都市として知られており、地表および地中の考古学的遺物が豊富です。

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