トルコの「Yerebasan」プロジェクト、2025年ヴェネツィア・ビエンナーレで建築における地球の役割を探求

2025年に開催される第19回ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展のトルコ館では、人間、建築、地球の関係を探求するインタラクティブな展覧会「Yerebasan」が展示されます。エルデムとカルファがキュレーションを手がけるこのプロジェクトは、土壌を単なる表面や資源としてではなく、生きた環境の不可欠な一部として捉えるよう来場者を誘います。 この展覧会は、このダイナミックな交流における私たちの場所を再評価することを促し、環境に配慮し、環境と相互作用する建築の実践を検討するきっかけとなります。「Yerebasan」は、環境に押し付けるのではなく、環境に耳を傾け、環境と相互作用する生活様式と建設様式を提案することを目的としています。 5月10日に開幕し、11月23日まで開催されるビエンナーレは、「Intelligens. Natural. Artificial. Collective.」と題され、ジャルディーニ、アルセナーレ、ヴェネツィア各地で開催されます。トルコ館は、文化観光省の協力と外務省の後援のもと、IKSVがコーディネートし、アルセナーレに設置されます。