エジプト、アビドスで3600年前の墓を発見：戦士ファラオの王朝に属する可能性

エジプトとアメリカの合同考古学チームは、古代エジプト最古の都市の一つであるアビドスで、3600年前の墓を発見しました。墓は砂の中に埋もれていました。アビドスは初期のファラオの埋葬地として機能し、市の南にあるアヌビス山にはネクロポリスが発達しました。新しく発見された墓に埋葬された人物の身元は不明です。墓が2014年に発見されたセネブ・カイ王の墓に似ていることから、アビドス王朝のメンバーのために建設された可能性があります。候補者には、アビドスで発掘された記念碑で知られるセナイイブとパエンチェニが含まれます。研究者たちは、この時代が戦士ファラオによって特徴づけられた可能性があると仮説を立てています。この発見は、古代エジプト全体ではなく、都市周辺の地域のみを支配していた可能性のあるアビドス王朝に関する洞察を提供すると期待されています。