ルーブル美術館のクチュール展、ファッションとアートを結びつけ、歴史的工芸品と並んで象徴的なデザインを展示

パリのルーブル美術館では、231年ぶりにファッション展「ルーブル・クチュール」を開催し、1960年代から2025年までの45のメゾンから約100点の重要な衣装やアクセサリーを展示しています。7月まで開催されるこの展覧会では、バレンシアガ、シャネル、ディオール、イヴ・サンローランなどのデザイナーの傑作を、フランスの装飾美術と歴史の文脈の中に置いています。オリヴィエ・ガベがキュレーションしたこの展覧会は、ファッションとアートの密接なつながりを示し、タペストリー、鎧、磁器、家具などとともにクチュールを展示しています。スキャパレッリの2023年コレクションの金属製ビスチェは、中世の聖遺物箱とともに展示され、バレンシアガの金属製ドレスは16世紀の鋼鉄製の鎧の隣に置かれています。ルーブル美術館はまた、改修プロジェクトのために100万ユーロを集めるガラディナーを開催しました。さらに、ギャラリー・ディオールでは、5月4日までピーター・リンドバーグのファッション写真展を開催しています。グラン・パレでは、5月にチャールズ・ワースの展覧会が開催される予定です。