チリのベラ・ルービン天文台は、10時間の観測中に、これまで観測されていなかった2,104個の小惑星を検出しました。これらのうち7つは、地球近傍天体(NEO)に分類されていますが、現時点では脅威となるものはありません。
この観測では、木星のトロヤ群11個と、9個の太陽系外縁天体も特定されました。これは、天文台が空を迅速にマッピングする能力を示しており、太陽系の理解に大きく貢献しています。
3,200メガピクセルのカメラを搭載したルービン天文台は、大規模な国際プロジェクトです。2021年のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げ以来、最大の天文学的事業と見なされています。天文台の10年間のミッションは、宇宙に関する私たちの知識を革新することを約束しています。