オーストラリア南東部では、タスマニアからクイーンズランドにかけて高気圧が広がり、厳しい寒さに備えています。2025年7月4日(金)には、晴天によりビクトリア州の一部で気温が氷点下1℃程度まで下がる見込みです。これにより、広範囲で霜が発生するでしょう。
気象庁は、マリー、ウィメラ、ノーザンカントリーなど、複数の予報地区に対して霜注意報を発令しました。地表付近の気温は、標準的な気象観測所で記録される気温よりも大幅に低くなる可能性があります。これは、晴天で風が穏やかな状況下で特に顕著です。
一方、パースでは、木曜日の嵐の後、晴天となる見込みです。この嵐は、待望の雨をもたらしました。約50mmの降水量が予想されていますが、現在雨量計が故障しています。沿岸風により、西オーストラリア州南部の海岸地域ではにわか雨が降る可能性があります。
全国的に見ると、パースとアデレードは、最高気温が19℃前後で、所により曇りとなるでしょう。メルボルンとホバートも同様の状況で、気温は10度台半ばとなる見込みです。キャンベラは、最低気温が氷点下2℃、最高気温が12℃と、冷え込みの厳しい朝を迎えるでしょう。シドニーは最高気温18℃と肌寒い一日になりそうです。ブリスベンは晴れて日差しが強く、最高気温は21℃と予想されています。ダーウィンは、最高気温29℃で、所により曇りとなるでしょう。
日本におきましても、季節の変わり目には気温の変動が激しくなることがございます。体調管理には十分にご注意ください。