タミル・ナードゥ州、カサンパッティを生物多様性遺産地域に指定

タミル・ナードゥ州政府は、ディンディグル地区のカサンパッティ（ヴェーラ・コヴィル）聖なる森を生物多様性遺産地域（BHS）に指定しました。これは、アリッタパッティに次いで州で2番目です。アラガルマライ保護林の近くに4.97ヘクタールに広がり、生物多様性と地元の伝統を支える重要な緑の架け橋として機能します。この森には、48種類の植物、22種類の低木、21種類のつる植物、29種類のハーブが生息し、12種類の鳥を含む多様な動物相が生息しています。また、地元の宗教的慣習に不可欠なイソラ・パルビフローラやカンチウム・ディコカムなどの希少植物も含まれています。この指定は、伝統的な知識体系に根ざした保全措置を通じて、その生態学的および文化的意義を保護することを目的としています。